2004年9月 任意団体として発足
自然の中で遊ぶことが減少し、レジャーの形態も変化している現在、自然教育の重要性が唱えられ、様々な団体が自然教育や自然体験を行っている中、2004年9月に任意団体「自然と共に生きる会サンガ」を発足し、種々の自然体験活動を行ってまいりました。
2014年12月 NPO法人設立
学歴社会にあり、活字から学んだ知識ばかりが膨らんでいる昨今においては、改めて自然と親しみふれあい、自然の中で遊び、自然から学ぶことや、これらを通じた家族はじめ、とりまく人々、多世代間の交流による人づくりの必要性・重要性を感じます。自然の中での体験や、様々な人々との交流は、自己の解放・確立、豊かな心の育成に繋がり、人間が生きていくうえで必ずプラスになっていきます。昔は当たり前に自然と身についていたことが、置き去りにされていたのです。失われた機会を創り出すという活動をさらに拡大するために、2014年12月、団体をNPO法人化し、「自然教育」ではなく、自然遊びや楽しみの中から自ら感じ学びとってもらう「自然学習」ということをコンセプトに活動を展開してまいりました。また、近年の鹿等による甚大な被害の防除・捕獲鳥獣の利活用の拡大とジビエ普及、若手猟師の育成も併せて行ってきました。
2019年8月 株式会社を設立し事業のすべてを移譲
2017年~2018年にかけて事業を拡大し、ジビエ加工施設、宿泊体験施設、カフェ及び居酒屋の経営を行うようになると、NPO法人による事業では業務内容や事務処理、財政上の限界を迎えたため、2019年8月に株式会社を設立し、事業のすべてを移譲しました。株式会社ではこれらの事業にさらに複数の事業を加え現在に至っています。
社名の「サンガ」とは?
サンガとは、山と川と海に囲まれた環境の中で生きているという山河の意味と、サンスクリット語のsamgha(サンガ=僧伽)という修行僧・集団・仲間を表す言葉とを掛けています。
自然の中での遊びや生業を楽しみ、収穫物を得、とりまく人と自然の輪の中で人と人との和、人と自然との和が築かれていくのを実感します。そして、様々なことを学びます。生きているということ、生かされているということに感謝して、自然を大いに楽しみ、知恵を授かり、摂理を理解し、伝えていくことを目的としたいということから、この名としました。
